田舎暮らしと年収の関係

田舎暮らしなら低年収でも生活できる

都会で生きることに疲れてしまった人や、よりのびのびとした環境で生活したいと考えた際に視野に入るのが田舎暮らしです。都会暮らしは便利な一方で、常に人がいる環境から逃れることが難しくなります。
気持ち的にせかされているような気持ちになってしまう人もいるため、田舎の方が性に合うという人も珍しくないのです。
一方で、年収面を気にする人もいます。これは田舎の平均年収が低く、実際に生活していけるかどうか不安になる人もいるからです。収入の問題は切実な問題であり、しっかり向き合わなければ田舎で暮らすというのも現実にはなりません。
ポイントになるのが、田舎暮らしの場合は家賃や食材の値段などが安いことです。空き家が多くて困っている地方は珍しくなく、広い貸家も格安で借りられる場合があります。家賃が都心の数分の一になるようなケースもあり、負担の軽減に役立ってくれます。
耕す人がいなくなった畑を借りて、野菜などを育てて自給自足に近い生活を営むなど生活費を減らすことも可能です。流通ルートの関係上物価が安いことも多く、安く新鮮な野菜や魚が買えることが魅力になる場合もあります。
生活費を節約する工夫もしやすいため、低年収でも生活が成り立つことは珍しくないのです。

田舎暮らしは年収とのバランスが重要

田舎暮らしは低年収で暮らしていけるといっても、可能な限り稼ぎたいと思うのは自然なことです。注意したいのは一般的な仕事を考えると、田舎の方がどうしても収入が減ってしまうことです。
都道府県の平均賃金などをチェックすればわかるように、転職して同程度の仕事をしても大幅な年収ダウンが起こりえるのが田舎暮らしです。仕事がなければ生活自体がままならないため、老後に入って年金で生活できるようになってから検討するという人もいます。
田舎暮らしを考える上で大切になるのが仕事があるかどうかです。
実際に田舎に引っ越した場合に暮らしていけるのか、仕事があるのかは事前にチェックが必要です。やりたい仕事がなければ、副業などでスキルを磨いて将来的に田舎でも食べられるように工夫する方法もあります。
ネットをつかった仕事や、リモートワークで仕事ができる企業は増えているため、直接会社などに勤める以外の働き方を視野に入れれば更に選択肢が広がります。
また、地価の安さなどを生かして農業で事業を起こすなど、自営の道を歩み始める人もいるのです。

一部の職種では田舎の方が高収入になるケースもある

一般的に田舎は働き口が少なく、賃金も安い傾向があります。しかし、介護や医療といった一部の分野は例外で、都心に劣らない場合やむしろ高いケースすらあります。これは人手の確保のために高い給料を支払うことや、住宅補助などの制度を利用しないと人材確保自体ができないことが増えるためです。
ふくらむ人件費を補うために介護や医療産業に自治体が補助金を出すことも珍しくなくなっています。福祉の維持は自治体にとっての生命線になります。そのため、待遇が良い特定分野への転職を視野に活動を行うと、田舎暮らしでも年収があがることがあるのです。
また、農業や酪農、漁業などの後継者不足に悩む地域があるのもポイントです。ITによる管理など合理化を進めることで高収入を得られるようになった第一次産業も存在するものの、肝心な人手が集まらないことで悩んでいるケースもあるのです。
人材育成のための投資として人を募集しているケースもあるため、思い切った転職を視野に田舎暮らしを検討する人もいます。
地域は限られるものの、知っておくだけで人生の選択肢が広がることが多いのです。

パートやアルバイトなどができる場所は限られるため注意

家族で田舎に引越しをする際に考えたいのが、パートやアルバイトの場所です。
パートやアルバイトを探すのは田舎では難しく、探し方にも工夫が必要になります。たとえば農業が盛んな地域では農作物の収穫や選別といった季節の仕事が主要なアルバイトになることがあります。ブランド性が高い農作物などの場合は時給が高くなることもありますが、常に募集がかかっているとは限らないだけでなく、地域性に大きく左右されることになるのです。
一般的なコンビニや小売店のバイトやパートをすることは難しく、働きに行くのに車が必要になるケースなどもあります。短時間の仕事の場合は車の維持費だけで手一杯ということになりかねないため、やはり働き方を考える必要があります。
介護などの福祉分野、あるいはネットを通じた副業などを視野に働き方の幅を広げると困るケースが減ります。自治体がさまざまな仕事を仲介してくれる場合などもあるため、こまめにチェックすることがプラスになる場合もあります。

田舎暮らしは車が必須になることが多い

田舎と都会の感覚ですれ違いやすいのが車の感覚です。田舎であってもバスや電車の公共交通機関はありますが、過疎化が進む地域だと1時間、あるいは数時間に1本ということも珍しくなくなります。
通勤通学時間は若干マシになる場合もありますが、公共交通機関に頼れないことの方が多いのです。車の保有が必須といえる地方も珍しくなく、生活の維持に必須のものとして組み込む必要があります。
例外的になるのが離島などの車を持つことが一般的でない地域に住む場合です。離島の規模によるものの、自転車などで十分に間に合ってしまうこともあるからです。買い物に関しては不便があるのが基本ですが、通販で追加料金を支払ってとり寄せることや、地域の人たちとの共同購入で間に合わせることもできます。
取り扱いが難しいものを購入する場合は船で移動してから都会に行くなど、ちょっとした旅行感覚で便利な生活を楽しむ方法もあります。
離島への移住が人気なのは、さまざまな補助制度や漁業権の付与などさまざまな特典が受けられることが珍しくないからです。十分な年収が確保できる仕事さえ見つけられれば、田舎の中でも離島が視野に入る場合があるのです。
それ以外の場所ではある程度維持費がかかること、免許を持っていない場合は取得することを前提に行動することが大切です。

年金暮らしになれば年収はむしろ気にならないことが増える

現役世代は年収や生活の維持費について悩むことが多いものですが、年金暮らしになると年収はむしろ気にならなくなることが増えます。生活費の安さを考えると田舎暮らしでなければ年金生活が厳しいという人もいるため、より現実的な選択肢になる場合もあります。
買い物の便利さなどを気にする人もいますが、ネットをつかって生鮮食品を取り寄せることも一般的になっています。年金はネット銀行に振り込んで貰い、必要に応じてネット経由で支払うことも簡単です。
極端な話しをすると、病気などの問題が起きなければ家から出ずに生活できる場合すらあります。
自治体が住民の利便性確保するためにIT技術の導入を進めているケースも存在し、意外と不便を感じないという人も増えています。
余った時間を利用してブログなどで過去の人生の情報を発信したり、仕事のノウハウを発信することで副収入源にする人もいます。ビデオ通話を通じたアドバイスサービスや人生相談で人気になるなど、産業の幅が広がっている人もいます。
年齢を重ねたからこそできる収入確保の方法もあるため、田舎だから年収を増やせないわけではないのです。年金暮らしだと都会よりも暮らしやすくなる場合もあるため、あわせて検討するのも方法です。

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