田舎暮らしと「海釣り」

田舎暮らしと海釣りの両立は可能?

疲れ切っている現代人は、ゆったりとした田舎暮らしに憧れる人が多いものです。そして、その中でも、海釣りが大好きだという人も結構な人数いるのではないでしょうか。案外、田舎暮らしに憧れることと、海釣りが好きなことは近い部分があり、二つとも当てはまるという人は多いかもしれません。
この田舎暮らしと海釣りは、実際のところ、両方同時に実現することは不可能ではありません。日本は海に囲まれた島国であり、なおかつ少子高齢化が叫ばれる昨今、田舎と呼べる自然豊かな港町は全国にものすごくたくさんあるからです。
のんびりと静かな港町で暮らしながら、好きな海釣りを好きなとき好きなだけ楽しむ。田舎暮らしに憧れる人で、海釣りが好きな人にとっては、最高の生活といえるでしょう。
今回は、そんな海釣りのできる田舎暮らしの実現に向けたお話などをしていきたいと思います。

海釣りと田舎暮らしを両立させるために必要なこと

この生活を実現するためにまず一番最初にやるべきことは、本当に自分は生活拠点を移してまで海釣りのできる場所で田舎暮らしがしたいのかということについて、自問自答して最終的な答えを出すことです。ご家族がいる場合には、もちろんきちんと相談してください。その上で、「絶対にやってやる!」という意思があるようであれば、実際に動き始めるべきです。
次にやるべきことは、海の近くの自分の理想とする田舎暮らしのできる町を見つけることです。
このためには、インターネットの自治体の町の紹介サイトや、自分が海釣りをして暮らしたい海の近くの町をグーグルマップなどで見てみると良いでしょう。最終的には、実際にそこに行って海釣りをしてみるのがベストといえます。自分の好みの魚釣りを毎日でも楽しむことができそうな場所だと思ったら、そこが理想の場所といえます。
北海道から沖縄まで、釣れる魚も様々ですし、田舎町の田舎レベルにもピンからキリまでいろいろなので、理想の場所を見つけるということ自体、案外難しいかもしれません。
次に必要なことは、生活の拠点をそこに移す準備をして、実際にそこに移住することです。当然のことながら、実際に住む借家などを見つける必要があります。さらに、年金をもらう年齢に至っていない人や、インターネット上で働くとかの収入の手段がない方は、転居先でできる仕事を探す必要もあるでしょう。

海釣りのできる田舎暮らしのメリット

海釣りのできる田舎暮らしの最大のメリットは、大好きな海釣りを自由な時間さえあればいつでも好きなときに楽しむことができるということ以外にはありえないでしょう。家から釣りスポットがすぐなので、一晩中でも、早朝からでも、仕事終わりからでも、釣りを楽しむのに何の制約もありません。
もしかすると、自分で船舶の免許を取って、小型船で沖に出て本格的な海釣りをするのだって全くの自由です。
これは、海釣りが好きな人にとっては最高の幸せといえます。
海釣りのできる田舎暮らしのメリットの二つ目は、自然に囲まれた田舎暮らしを堪能しながら、さらに海釣りもできるということで、精神的にストレスの少ない生活を送ることができることです。都会で、余裕のない、息苦しい生活をしてきた人で、しかも海釣りが好きな人であれば、かなりストレスから解放されることは間違いないでしょう。
三つ目のメリットとしては、海釣りで釣ってきた魚が食卓に並ぶので、毎日新鮮な魚を食べることができるということです。魚を食べるのも好きな人には、この点もたまらないでしょう。もちろん、魚を釣ってきておかずにすることで、その分の食費が浮くというメリットもあります。

海釣りのできる田舎暮らしのデメリット

田舎に生活拠点を移す場合、年金で生活できている人や、インターネットのテレワークや不動産などで収入を得ている人は、収入について特に心配はないでしょう。
一方で、大多数と思われる、収入の心配がある人は、移住先で仕事を見つけなければならないと先に述べましたが、この点について、まず一つ目のデメリットがあります。というのも、田舎の場合には、そもそも仕事がなかったり、あったとしても、都会に比べると圧倒的に賃金の額が少ないということです。
一般的に、都会の方が賃金水準が高いため、都会の賃金水準に慣れた人が、田舎で働いた場合、給料の低さに驚くことがよくあります。
もしも今、ある程度都会と呼べる地域で働いている人で、思い切って海釣りのできる田舎暮らしをしようと考えている人は、その点には特に注意する必要があります。
海釣りのできる田舎暮らしを始めるデメリットの二つ目としては、基本的に生活が相当不便になる覚悟が必要という点が挙げられます。
田舎というものは、基本的に都会に比べてお店などが少なく、公共交通機関も発達していないので、生活しようとしたら車が必須になるなど、生活は不便になるのが一般的です。というより、車がなければ生活できないと思った方が良いでしょう。しかも、自分の理想とする田舎暮らし居住地から、買い物ができるお店までものすごく遠くなり、買い物にものすごく時間をとられるといったデメリットが発生する点にも注意したいところです。なお、田舎であればあるほど釣具屋さんが近くにないことも多くなりますが、生鮮食品でなければ、通信販売で解決できる問題ともいえます。
三つ目は、海釣りができることは良いけれども、実際にやってみると、田舎暮らしが肌に合わなかったことが判明する場合が挙げられます。
特に田舎の場合、隣人や地域のつながりが都会と比べてどうしても強くなるため、様々なイベントやしがらみが発生します。これらのことに苦痛を感じなければ全く問題ないのですが、田舎の濃い人間関係に戸惑ったり、疲れてしまったりということも、よく聞く話なので、注意が必要でしょう。

理想の田舎暮らしの実現に向けて

田舎暮らしに憧れつつ、海釣りも好きだという方は、これまで述べてきたメリット・デメリットを比べながら、今の仕事や資産の状況、家族の問題などを考慮しながら、実行に移すかを検討していくことになるでしょう。
一番大切なことは、その生活をして自分が幸せになれるかどうかということです。
海釣りが好きで、毎日それができても、お金がなくなってその生活が続けられなくなってしまっては意味がありません。
ですので、後先考えずに、「今の仕事に疲れたから」とか、「田舎でのんびり釣りをしながら暮らしたいから」といった安易な考えで実行に移すことは厳禁です。
まずは、じっくりと準備を重ね、十分な資産ができるとか、インターネット上でのテレワークの土台が整ってから実行に移すなど、慎重に進めることが、海釣りのできる田舎暮らしをずっと楽しむための必要条件といえます。最低でも、移住先の町で安定した就職先が見つかるまでは、安易な移住は待った方が良いでしょう。
一方で、定年後で年金収入が十分にあるなどで、今すぐにでも家の近くで海釣りを楽しむ生活を送りたいという人は、移住の実現に向けて準備を始めて良いでしょう。もちろん、前出のデメリットは十分に考慮してください。できるのであれば、「やっぱり田舎暮らしは合わなかった。」となった場合に元の場所に戻ってこれるようなリスク対策がとれるのであれば最高といえます。
これまで述べてきたような問題をクリアした上で、実際に移住し、その土地での生活が自分に合ったものであれば、残りの人生はきっと素晴らしいものになること間違いなしです。

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